クラウド・AI需要対応
NTTが栃木県栃木市にデータセンター(DC)を新設する検討を進めていることが分かった。投資額は2500億円規模とみられ、2028年度にも稼働する見込み。追加の建屋の建設も視野に入れており、実現する場合は投資額が数千億円上積みされる可能性がある。
DC事業を手がけるグループ企業が、栃木市が公募している栃木インター産業団地の用地取得者に内定した。契約を締結次第、同団地の13ヘクタールの用地を取得し、DCを建設する計画だ。
DCはクラウドサービスや生成人工知能(AI)の普及などに伴い、需要の拡大が見込まれる。NTTは23―27年度の5カ年で1兆5000億円以上をDC関連事業に投じる計画を掲げている。