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がまかつ、釣り具新工場 27年春稼働

【2024年12月11日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

和歌山で生産2倍

【和歌山】がまかつ(兵庫県西脇市、藤井治幸社長)は、和歌山県橋本市に釣りざおの生産工場を新設し、2027年春にも稼働する。新工場の生産能力は現和歌山工場(橋本市)の2倍となる見込み。2工場体制で現状の2倍程度の生産量を継続し、需要増の際には余力を活用して生産増に対応する。ルアー釣り用の釣りざおなどの需要は増加傾向にあり、国内の顧客に商品をスムーズに届ける体制を構築する。

新工場は現在の和歌山工場から4キロメートルの距離にあり、和歌山県と橋本市、南海電気鉄道が開発する工業用地「あやの台北部用地」(同市)の一角に位置する。敷地面積は8531平方メートル。建物は2階建てで、延べ床面積は5600平方メートル。地元から新規9人を雇用する。工場は26年に着工し、27年春にも完成する。投資額は公表していない。

現工場と合わせて

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