Powered by 日刊工業新聞

ニュース

植物セルロースで燃料 トヨタなど組合、福島で生産実証

【2024年11月27日付 自動車・モビリティー面 日刊工業新聞電子版

「ソルガム」原料に

次世代グリーンCO2燃料技術研究組合(raBit、福島県大熊町、中田浩一理事長)は、福島県大熊町の大熊西工業団地に建設していたバイオエタノール生産実証システムを完成し、実証運転に入った。前処理した植物のセルロース(繊維質)が原料で、食料と競合しない非食用原料を使った「第2世代バイオエタノール」となる。自動車燃料などでの実用化に向けた実証開発を進める。(いわき・駒橋徐)

バイオエタノールはサトウキビやトウモロコシといった植物を原料としたものが自動車燃料などとして実用化されている。一方で植物のセルロースはエタノール化が難しく、廃棄されることが多い。

raBitは植物のセルロースをエタノール燃料に転換して

日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

ページトップ