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太平洋工業、増産にらみ用地取得 岐阜・安八町と協定

【2025年2月17日付 自動車・モビリティー面 日刊工業新聞電子版

【岐阜】太平洋工業は新工場の用地取得に向けて岐阜県安八町と立地協定を結んだ。約9万4300平方メートルの土地を2027年秋をめどに取得する。将来の増産や新製品の生産用に充てる方針だが、工場棟の用途や概要、着工時期は未定。調印式で小川哲史社長は「(将来の)新しい成長のため新しい土地を確保する」と狙いを説明した。

取得するのは安八町の「安八スマートインターチェンジ工業団地」の土地。取得額は非公表。高速道路のスマートインターチェンジに隣接し、愛知県や京都府、三重県など同社の自動車部品の納入先に向けて輸送の利便性が高いと判断した。

同社は主力の自動車向けにプレス・樹脂部品やバルブ関連製品の受注が好調。日米で新工場棟などの建設を進めている。新工場用地も確保し、今後の適時の新規投資に備える。

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