栃木県は企業誘致と観光誘客を図る「とちぎ企業立地・魅力発信セミナー」を京王プラザホテル(東京都新宿区)で開いた。立地企業としてSUBARU(スバル)の戸塚正一郎常務執行役員航空宇宙カンパニープレジデント(写真)が講演した。同社は4月に地産地消型の電力サービス「とちぎふるさと電気」を導入。戸塚常務執行役員は「地域や社会とともに生きる企業として、今後も地域貢献活動を積極的に推進したい」と話した。
また、7月に発表した米ベル・ヘリコプター・テキストロン社との民間向け最新型ヘリコプターでの事業協力について「ベル社とともに世界の顧客に向けて販売する」と意気込んだ。
福田富一栃木県知事は「(栃木県は)県内総生産に占める製造業の割合が35%と全国3位のモノづくり県。交通アクセスも優れ、東日本と西日本を結ぶ要所としてさらなる飛躍の可能性を秘めている」と立地環境の良さを説明した。東京圏の企業70社、約140人が参加した。