【和歌山】アカツキ・マキナ(大阪市西成区、山岡慎太郎社長)は、和歌山県橋本市に産業機械の工場を新設し、2027年4月にも稼働する。作業動線や生産効率を改善し、製造できる機械を大型化する。最大で全長100メートルの塗工乾燥機械を2台同時に製作できる。数十メートル級の機械の生産能力は従来比2倍の年間10―12台。投資額は約20億円。同時に本社機能を新工場に移す。フィルム・箔用の塗工乾燥機械の受注増を目指す。
新工場は和歌山県と橋本市、南海電気鉄道が同市内で開発する工業用地「あやの台北部用地」の一角に位置する。敷地面積は約2万1800平方メートル。建物は2階建てで、延べ床面積は約6500平方メートル。
揚程8メートルのクレーンを設置する。旋盤や…