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デンカ、熊本に樹脂排水管工場 生産能力6割増

【2025年5月26日付 素材・エネルギー・環境面 日刊工業新聞電子版

デンカはポリエチレン製排水管「トヨドレン」を製造する新工場を竣工した。投資額は約23億円。6月に稼働を予定する。インフラ整備における地下水の集排水用資材としての用途拡大などに応える。

傘下の九州プラスチック工業(熊本県玉名市)が玉名市の産業団地内に新工場を建設した。鉄骨構造2階建てで、延床面積は5300平方メートル。九州プラスチック工業全体の生産能力を従来比約6割、在庫能力を同約8割増強し、供給体制の安定化につなげる。

トヨドレンの製造拠点は九州プラスチック工業のほか、千葉工場(千葉県市原市)と美唄分工場(北海道美唄市)を合わせた3拠点。水田の生産性向上のための大区画化や汎用化整備、国土強靱(きょうじん)化工事による災害復興などに役立てる。

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