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福島県など、原発被災地の団地見学 経営者向け立地検討ツアー

【2025年10月7日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【福島】福島県や福島イノベーション・コースト構想推進機構(福島市)は、福島県浜通り(沿岸部)地域などの産業団地をバスで見て回る「福島イノベーション・コースト構想企業立地現地見学ツアー」を開いた。経済産業省の共催で、企業経営者ら約20人が参加した。

ツアーは1泊2日の日程で行われた。東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故からの復興に向けた活動が続く浜通りなどにある10以上の産業団地や、県外から進出した企業の工場、東日本大震災・福島第一原発事故の資料館などを訪れた。

参加者は行政担当者らから各産業団地の強みや各種補助金の説明を受けた。産業団地では写真を撮影したり、メモを取ったりしていた。

参加者からは「以前より復興が進み、街も機能してきている」と評価する声が上がっていた。また「現地に進出して、そこで働く人材の確保がうまくいった企業の事例を紹介してほしい」との要望もあった。

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