金型を現地製造
【立川】セキコーポレーション(東京都八王子市、山木孝之社長)は、カメラ向け精密プレス部品の需要増加に対応するため、タイのWHAサラブリ工業団地(サラブリ県)に第3工場を新設し、10月から稼働する。隣接する既存工場と合わせ、設備や工程などの配置を再構築。総投資額は約6億円。金型の現地製造を開始し、拠点全体で一層の生産効率化と自動化を図る。
セキコーポレーションは2011年にタイに進出し、弱電や自動車向け精密プレス部品の量産品を製造している。工場の新設を見据え、24年に既存拠点の隣接地約8000平方メートルを購入していた。
新設する第3工場は2階建てで、…


