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高石工業、ベトナム工場能力1.5倍 住設ゴム、東南ア強化

【2025年12月5日付 西日本 日刊工業新聞電子版】

法人化で管理体制拡充

高石工業(大阪府茨木市、高石秀之社長)は、2028年3月期に住宅設備用ゴム製品などを手がけるベトナム工場(ホーチミン市)の生産能力を出荷量ベースで現状比5割増やす。10月に現地子会社「高石ベトナム」を設立し、管理体制を強化した。約1500万円を投じて生産設備を増強したほか、現地採用を12人から16人に増やした。主要顧客の大手水栓メーカーなどが東南アジアで生産を強化する中、ベトナム工場の出荷を増やして需要に対応する。

高石工業のベトナム工場は現地のレンタル工場内に入居する。15年の進出以来、法人化をせずに運営してきたが、事業規模の拡大に合わせて子会社の立ち上げを決めた。

法人化に伴い、

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