安川電機はベトナム北部のクアンニン省に主力製品であるインバーター向けの電子基板工場を新設する。東南アジアに生産拠点を設けるのは初めて。投資額は約55億円で、2026年4月の量産開始を目指す。日本と中国に次ぐ第3の基板生産拠点として立ち上げ、欧米やインド工場に部材を供給する。データセンター(DC)の需要増加などで電力消費を削減できるインバーターの需要も高まる中、特定の国に依存しないグローバルな最適生産体制を構築する。 新工場は… 日刊工業新聞電子版で続きを読む(電子版への会員登録・ログインが必要です)