Powered by 日刊工業新聞

ニュース

西村陶業、京都に新工場 半導体装置向けセラミックス加工強化

【2025年12月16日付 西日本面 日刊工業新聞電子版】

【京都】西村陶業(京都市山科区、西村嘉浩社長)は、京都市山科区で焼成後のセラミックスを精密加工する新工場を稼働した。温度管理が厳格な恒温工場とし、高精度平面加工機やマシニングセンター(MC)を導入し、精密加工体制を強化した。同社は半導体製造装置向けを中心に海外販売を伸ばし、2031年4月期に売上高を現状比10億円増の23億円に拡大する計画だ。半導体分野の拡大には高精度加工の体制強化が不可欠と判断し、体制強化に踏み切った。

新工場は本社を置く清水焼団地(京都市山科区)内に設けた。敷地面積は1090平方メートル、延べ床面積は684平方メートル。投資額は非公表。

新工場には、

日刊工業新聞電子版で続きを読む(電子版への会員登録・ログインが必要です)

おすすめ

ページトップ