経産省、工業用水でDC冷却へ　年内に方向性

国内立地を促進

経済産業省はデータセンター（ＤＣ）を特例的に工業用水の供給対象に加える検討を始めた。ＡＩ（人工知能）向けＤＣでは、冷却能力が高く電力消費を抑える水冷式のサーバー冷却システムの導入が進む。水冷には大量の水が必須で、安価な工業用水のニーズが高まる。製造業などと同様に安定的に工業用水を使えるようにし、ＤＣの国内立地を促進する。関連法改正を視野に２０２５年内に制度の方向性をまとめる。

２日に開く産業構造審議会（経産相の諮問機関）の小委員会で有識者に案を示す。

経産省は、…

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