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検証2025/熊本近郊の渋滞問題 半導体関連から要望

【2025年12月26日付 東日本・西日本面 日刊工業新聞電子版】

県、インフラ整備急ぐ

台湾積体電路製造(TSMC)の半導体工場が熊本県菊陽町で始動したが、同町隣接の政令指定都市、熊本市を含めた熊本都市圏では交通渋滞問題が横たわる。九州3位の人口約73万人を抱える同市周辺での「交通渋滞問題はここ数年ではなく長年の懸案」(熊本県の木村敬知事)だ。

菊陽町と合志市にまたがる工業団地「セミコンテクノパーク」にはTSMC熊本工場の運営会社、JASM(熊本県菊陽町)、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(同)、東京エレクトロン九州(熊本県合志市)などが立地する。この3社も加盟し、熊本の半導体関連産業発展を目指して2月に設立された「くまもと半導体グリーンイノベーション協議会(KSGI)」の幹部らが、インフラ整備などについて木村知事に要望した。

木村知事は

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