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新潟県知事、柏崎刈羽の再稼働を容認 国のエネ政策前進

【2025年11月24日付 総合2面 日刊工業新聞電子版】

東京電力ホールディングス(HD)柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)が再稼働する見通しになった。福島第一原発事故後で初めて東電HDの原発が再稼働し、東日本地域では東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)に次ぐ2例目となる。再稼働が実現すれば、首都圏を含む東日本への電力供給安定化や電気料金の抑制などが期待される。脱炭素電源の最大限活用を掲げる国のエネルギー政策が前進する。(総合1参照)

新潟県の花角英世知事が会見し、柏崎刈羽原発6号機、7号機の再稼働を容認すると表明。県民への正確な情報提供や安全対策・防災対策の周知を続けることで、再稼働への理解は広がっていくと判断した。花角知事は「エネルギーを安定的に、できるだけ安価に供給できる環境は維持しないといけない」と述べ、原子力政策の意義に理解を示した形だ。

知事の判断を受け、

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