【長崎】湯川王冠（長崎県佐世保市、湯川紘充社長）は、２０２６年春ごろをめどに、産業機械や半導体・液晶製造装置などの部品を製造する新工場を稼働させる。本社工場に隣接する外部旧工場と遊休地を取得した。敷地面積は現工場と同等規模で、稼働後の部品加工力は現状比１・５倍以上に高まる見込み。部品加工力に余裕を持たせ、販路拡大につなげる。土地と建物の取得に伴う投資額は、非公表だが３億―４億円程度とみられる。
長崎県北部の佐世保機械金属工業団地（長崎県佐世保市）内の本社工場隣の敷地面積約５７００平方メートルの遊休地、平屋建ての工場棟、２階建ての事務所棟を取得した。２棟の延べ床面積は計２４００平方メートル程度。２棟は取り壊さず屋根の修繕後に“居抜き”で活用する。新たな機械導入の検討とレイアウト案を今後詰める。
湯川王冠は…
