新興国の経済負担懸念 新型コロナウイルス感染の主舞台は中国から世界に広がり、中でも欧州の感染拡大が深刻である。しかし経済的ダメージという観点からは、最大の被害者は新興国であるかもしれない。 ポイントは二つある。一つは感染拡大の収束への道筋を描くことができないなどの不透明感が、リスク・オフによる新興国売りを引き起こしていることだ。アジア諸国やブラジル、トルコなど、多くの新興国は2019年来、景況感が悪化する中で金利引き下げを多用してきたが、このスタンスは撤回せざるを得なくなる。むしろ… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】グローバルの眼/新型コロナ 欧州経済の脅威に 【連載】グローバルの眼/アジア新興国、今後の成長戦略 【連載】グローバルの眼/債務共有化に動き出すEU 【連載】グローバルの眼/ロックダウン解除後の欧州経済 【連載】グローバルの眼/ミャンマーでも新興企業増加傾向 サプライチェーングローバルの眼欧州国際経済新型コロナ新興国レジャー外食