Powered by 日刊工業新聞

コラム

【連載】グローバルの眼/中南米に適したビジネス人材

【2021年3月17日付 国際面 日刊工業新聞電子版

CSR対応などカギ

昔は国際人、今はグローバル人材という名称が頻繁に使われている。大学などは、それを訴えないと学生が集まらない。今回は、中南米に適した人材について取り上げたい。

企業が中南米に現地法人の社長や駐在員を派遣する場合、どのような人材を選ぶべきであろうか。経営能力、ビジネスセンスは世界のどの国にも共通に必須である。中南米の場合、スペイン語やポルトガル語が国語である。昔と異なり、今は、英語が十分に通用するが、現地の言葉を知っていれば、情報量が俄然(がぜん)増え、人脈も広がるし、駐在生活が楽しくなることは請け合いだ。ここでは、加えて、中南米でより効果的にビジネスを展開する上で期待される三つのポイントを紹介したい。

最初のポイントは、シンパティコ(simpatico)であること。これは、スペイン語で…

日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

ページトップ