年頭教書は国民に米国の現状を報告し、内政・外交の課題と政策を提示する、大統領の一番重要な演説。しかし、4日のトランプ教書演説は在任3年間の成果を誇示し、今後の政策についてはほとんど触れなかった。 1時間18分の演説の最後の4分間は、「米国の時代は始まったばかりだ」などと述べ、米国礼賛一色。環境問題は、「環境保護のため米国は野心的な『1兆本植樹計画』に参加すると、私は数日前表明した」というわずか15秒の発言だけだった。 「数日前」とは、1月21日で、表明内容は… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】グローバルの眼/トランプ大統領の強硬姿勢 【連載】グローバルの眼/1カ月で崩壊した米中休戦 【連載】グローバルの眼/米、ベネズエラ軍事介入あるか 反米闘争発展の可能性 【連載】グローバルの眼/EU・メルコスル、歴史的FTA合意 【連載】グローバルの眼/米中貿易戦争、妥協か決裂か 米国グローバルの眼国際経済トランプ大統領年頭教書演説ダボス会議地球温暖化環境政策