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コラム

【連載】グローバルの眼/米中貿易戦争、妥協か決裂か

【2019年9月25日付 国際面 日刊工業新聞電子版

部分・暫定合意も選択肢

米共和党の会合であいさつするトランプ米大統領=米メリーランド州ボルティモア(12日、AFP時事)

米国は9月1日、対中制裁第4弾(3000億ドル)の一部品目に15%の追加関税を賦課した。さらに10月15日(当初予定の1日を延期)には、発動済みの第1―3弾(2500億ドル)の追加関税を25%から30%に引き上げ、12月15日にはクリスマス商戦に配慮して見送っている第4弾の残る品目にも15%の追加関税を課す。

トランプ大統領は2016年の大統領選挙戦で、対中輸入品に45%の関税をかけると公言したが、対中関税は次第にこの水準に近づいている。昨年3月には「貿易戦争はよいことだ。簡単に勝てる。貿易をやめれば貿易赤字も消える」とツイートしたが、現実が大統領の主張を追いかけているようでもある。

関税引き上げ効果がまだ十分出ていない今年1―7月でも、…

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