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コラム

【連載】グローバルの眼/米、ベネズエラ軍事介入あるか 反米闘争発展の可能性

【2019年5月30日付 国際面 日刊工業新聞電子版

カラカスで演説するベネズエラのマドゥロ大統領(左)(4月30日、AFP時事)

政治的混乱が続く南米ベネズエラで先ごろ、マドゥロ大統領強権支配の打倒を叫ぶグアイド国会議長(暫定大統領)が呼び掛けた“クーデター”が不発に終わり、同議長は「米軍の協力」を要請した。「事実上の軍事介入要請」(在カラカス外交筋)ともいえる動きに米国はどう応えるのか。

ポンペオ米国務長官は「(ベネズエラでの米国の)軍事行動は可能だ」とし「それが求められることなら、米国はそれを実行する」と述べた。すぐにでも米軍が行動を起こすかのような印象だが、実際にはいくつかの高いハードルがある。

第1に、しばしば指摘されるように、中南米の多数の国が、米国の軍事介入に明確に反対を表明していることだ。過去に…

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