コロナで深刻な経営不振 新型コロナウイルス感染症問題(以下コロナ)からタイでも先が見えない深刻なマイナス経済成長に陥り、失業率もかつてない高さを見せている。しかし、食料自給率160%のタイでは田舎の実家に帰れば働かなくても食べるに困らない人が圧倒的という裕福さから悲壮感はない。悲壮感が漂うのはタイの日系企業と日本人だ。 名門タイ企業の幹部を務めてきたある日本人は、コロナに伴う経営不振で、月額15万バーツ(1バーツは3.3円)だった給与を5万バーツに減らされた。 有名大卒ITエンジニア人材ばかりを雇用していた日系のソフトウエア開発企業では… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】グローバルの眼/人手不足に悩むベトナム・タイ 【連載】グローバルの眼/コロナ後の景気回復―欧州が先行? 【連載】グローバルの眼/マレーシア、上昇する失業率 【連載】グローバルの眼/債務共有化に動き出すEU 【連載】グローバルの眼/ミャンマーでも新興企業増加傾向 タイグローバルの眼国際経済失業率新型コロナマイナス経済成長