9月の大統領選前に激化か 政情不安が続く南米ボリビアをめぐり米国と中国の覇権争いが激しくなる気配である。 ボリビアでは2019年10月の大統領選でいったんは、モラレス前大統領の当選が発表されたものの、「不正選挙」の疑いが浮上。大規模な抗議行動が展開される中、モラレス氏が大統領辞任を表明、海外に亡命する事態となったのはまだ記憶に新しい。その後、アニェス暫定政権が発足するも、いまだ政情安定には程遠い。 モラレス前政権は反米左翼路線を進め、発足から2年後、駐ボリビア米国大使を国外追放、… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】グローバルの眼/親中姿勢強めるアルゼンチン政権 【連載】グローバルの眼/激しさ増す米中覇権争い 【連載】グローバルの眼/持ち直し始めた中国経済 【連載】グローバルの眼/台湾のスピード感ある行動から学ぶ 【連載】グローバルの眼/ミャンマーでも新興企業増加傾向 グローバルの眼国際経済一帯一路大統領選挙新型コロナボリビア