大統領令頻発、流入を規制 米国の人口は1960年の1億7900万人から2019年には3億2800万人に、60年間で1・8倍も増えた。主因は、1965年移民法によって従来の国籍別割り当てが廃止された結果、アジア、中南米などから移民が急増し、出生率が上昇したことにある。こうした合法、不法移民の流入を抑え込もうとしているのが、トランプ大統領である。 その手段は、議会に新しい移民法の制定を求めるのではなく、大統領令を頻発してオバマ政権の移民に融和的な政策を引っくり返す方法をとる。 最大の公約は… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】グローバルの眼/トランプ大統領の強硬姿勢 【連載】グローバルの眼/1カ月で崩壊した米中休戦 【連載】グローバルの眼/トランプ大統領の環境政策 温暖化否定し方向性真逆 【連載】グローバルの眼/米中新段階、全面対立のリスク 【連載】グローバルの眼/再び増え始めた米国のスト 米国グローバルの眼国際経済トランプ大統領不法移民大統領令オバマ政権グリーンカード