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熊本県の立地V字回復 17年度、過去最高の46件

【2018年03月30日付 中小企業・地域経済面 日刊工業新聞電子版

【熊本】熊本県は2017年度の県内の立地協定締結件数が46件となり過去最高を記録した。好調だった15年度の35件を上回り、熊本地震の影響で大きく落ち込んだ16年度の21件からV字回復した。協定締結時点での投資額合計は約766億円。雇用予定者の見込みは合計で約1600人となった。

投資予定額が10億円以上の立地は、公表分では新設がヤマエ久野の140億円、ニフコ熊本(熊本県合志市)の40億円、増設は三井ハイテックの16億円など10件あった。新規雇用予定者数が50人以上なのは、ヤマエ久野、フジクラプレシジョン(熊本県山鹿市)、ニフコ熊本、シケン(徳島県小松島市)、ビジネスブレイン太田昭和など8件。

研究開発案件はニフコ熊本、不二ライトメタル(熊本県長洲町)、クラボウ、AMS(東京都目黒区)、ナカヤマ精密(大阪市淀川区)など8件で、「研究開発部門についても多様な業種で誘致が進んでいる」(企業立地課)という。

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