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岩手・奥州市、新工業団地の整備に着手 10万平方mの用地造成

【2019年12月13日付 中小企業・地域経済面 日刊工業新聞電子版

【盛岡】岩手県奥州市は、市内の江刺フロンティアパーク北側の袖山地区を新工業団地候補地として選定し、整備に着手する。約10万平方メートルの企業用地を造成し、2023―24年の分譲開始を目指す。

市内9工業団地は、ほぼ完売状態で分譲用地が不足状態にあることから、新工業団地の候補地検討に入っていた。新団地は先端産業の集積エリアと位置づけ、安定的な雇用の場を設けることで人材の県内定着を図る。事業費は用地買収費のほか調査設計業務に約1億8000万円、造成工事で約12億円を見込む。周辺インフラ整備の検討も進める。

同パークと隣接する江刺中核工業団地には東京エレクトロンなどの半導体関連産業が立地。市西側の金ケ崎町にはトヨタ自動車東日本などの自動車関連産業が集積している。

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