三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、タイの独立発電事業者(IPP)であるBLCPパワーと同社が運営する火力発電所の第3期長期保守契約を結んだ(写真)。契約期間は12年間。受注額は非公表。2032年までの間、発電設備の定期点検や設備更新、効率向上などの包括的な保守サービスを行う。
同発電所はタイ南東部のラヨーン県にあるマプタプット臨海工業団地にあり、MHPSが07年に引き渡した。2系列で構成する火力発電設備で、出力は140万キロワット級。保守サービスはMHPSのボイラと蒸気タービン、排煙浄化関連装置などが対象となる。
MHPSは…
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