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ヤマシタワークス、タイ工場を移転・拡張 車部品金型の生産増強

【2020年6月23日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

移転・新築し本格稼働したタイ工場

ヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、山下健治社長、06・4868・8477)は、タイ工場(アジアヤマシタワークス)をサムットプラカーンのプライムエステート工業団地に移転・新築し、本格稼働した。敷地面積は約2000平方メートル、鉄骨造一部2階建てで延べ床面積は約1000平方メートル、いずれも旧工場の約2倍。生産能力は従来比2割増になるという。事業継続計画(BCP)対応も整えた。設備などを含めた投資額は約1億2000万円。

自動車部品向け金型を製造する。工場内は製造現場のほかに検査室とエアロラップ(鏡面加工仕上げ装置)室があり、つり天井を設けることで機械や従業員の暑さ対策を施した。新設に合わせ研磨機2台を増設した。

またタイでは過去に大水害が発生したことから、…

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