横浜ゴムは、農業機械用や建設機械用など産業用タイヤを強化するため、インドのアチュタプラム工業団地(アンドラプラデシュ州)に新工場を新設する。設備投資額は1億6500万ドル(約175億円)。生産能力はゴム量で日量55トン。2023年第1四半期の生産開始を予定する。敷地面積は約32万平方メートルで、将来の拡張も視野に入れる。
横浜ゴムは16年7月に農機や建機向けタイヤを製造・販売するオランダのアライアンス・タイヤ・グループ(ATG)を買収した。中期経営計画では、産業用タイヤを成長ドライバーとして次の100年の収益の柱に掲げており、さらなる事業拡大に取り組んでいる。
20年1―6月期の事業損益は…
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