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福島・富岡町、産業団地完売へ 県内2社と立地協定

【2021年6月23日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【いわき】良品店(福島県南会津町)と木村管工(同富岡町)は22日、福島県富岡町の産業団地に進出を決め、立地協定に調印した。これで同産業団地への進出企業は合計8社となった。現在、進出希望の企業1社と商談に入っており、全区画への入居がほぼ内定した。産業団地は敷地面積22万2000平方メートルで、進出企業は国から自立支援企業補助として大企業が費用の2分の1、中小企業が3分の2の補助が受けられる。

良品店は住宅や集合住宅などに使う縦ログパネルの生産・加工・研究開発拠点を12月に稼働する。木村管工はプラント設備の配管工事に関わる製品の製造・加工工場を22年11月に操業する。

同町では「空き区画はなくなり、団地全体で地元から100人程度の雇用につながれば」としており、地域産業活性化につなげていく考え。

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