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福島・浪江町、水素活用へ産業団地造成 丸紅などと協定

【2021年7月23日付 建築・生活・環境・エネルギー面 日刊工業新聞電子版

【いわき】福島県浪江町が丸紅、パナソニック、日立製作所、みやぎ生活協同組合(仙台市泉区)と連携協定を結んだ。福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R、福島県浪江町)が生成する水素を活用。連携協定を結んだ4社の協力を受けながら、立地企業の使用電力を全て再生エネルギーで賄う「RE100産業団地」など水素の大量利活用を進める方針だ。

浪江町は2020年、道の駅への純水素燃料電池(FC)導入や新設の災害公営住宅(26戸)全戸に液化石油ガス(LPG)改質の700ワットFC(パナソニック製)を設置。再生可能エネから水素を生成するFH2Rの水素の活用を進めてきた。

こうした事業を大幅に強化するため、…

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