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福島・浪江町、再生エネ100%で事業運営 産業団地を造成

【2020年10月30日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【いわき】福島県浪江町は2022年度から事業用の電力を100%再生可能エネルギーでまかなう産業団地の造成に乗り出す。同県浜通りに立地する風力発電や太陽光発電の導入や、隣接する福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)から水素を供給して発電・熱利用する。22年度から23年度まで造成し、企業は進出後、5年で100%再生エネによる事業運営を目指す。

浪江町は東日本大震災、福島第一原子力発電所事故からの復興に向け、3月にゼロカーボンシティを宣言。50年に二酸化炭素排出実質ゼロを目指している。産業団地の規模は約10ヘクタールでFH2Rの隣接地に造成し、再生エネ100%での事業運営を目指す事業者を誘致。進出企業は市場取引の再エネ電気の確保なども行い、5年後には100%再生エネを実現する。

また、FH2RのPtGプラントで…

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