日立造船は台湾で廃棄物清掃を手がける豊堉資源から、ゴミ焼却発電プラントの主要設備を受注した。火格子やボイラ、発電設備などを設計・供給。据え付け工事や試運転時の技術指導員を派遣する。受注額は非公表。 彰化県彰濱工業団地(彰化県)に建設するゴミ焼却発電プラント向け。木材やプラスチックなどの産業廃棄物や、一部自治体の生活ゴミを処理する。1日のゴミ処理能力は350トンで、発電出力は1万5500キロワット。2024年6月に完成予定。同社はこれまで台湾で、5件のゴミ焼却発電プラントを納入した実績がある。 【関連記事・情報】 深層断面/JMU舞鶴、商船撤退 造船大手、進路変更手探り 日立造船彰化県彰濱工業団地(彰化県)