東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES、東京都港区、小西康弘社長)は5日、タイのエネルギー事業者であるPTTパブリックの100%子会社、サイアム・マネジメントホールディングス(HD)と合弁でPTT&TGESオプテックを設立し、現地で工業用のオンサイトエネルギーサービスに乗り出すと発表した。タイ側が51%出資。
合弁会社が大手の工場や工業団地などに設備を設置しエネルギーを供給する。具体的には液化天然ガス(LNG)のローリー供給、ガスコージェネレーション(熱電併給)システム、太陽光やバイオマス発電などを組み合わせ、電気や蒸気を供給する。
TGESはこれまでタイでLNG基地の建設や、都市型地域冷房プロジェクトなどに取り組んできた。