【水戸】SHOEIは24日、茨城工場(茨城県稲敷市)の隣接地7万6000平方メートルを取得するため、茨城県企業局と土地売買契約を結んだ。取得する土地は江戸崎工業団地(同)の一部。今後、県が造成工事を進め、2023年7月をめどにSHOEIに引き渡す。分譲額は13億8520万円。用地の活用方法についてSHOEIは、2輪車向け高級ヘルメットの生産能力拡大に向け工場の新設などを検討していく。
同日、茨城県庁での契約調印式にSHOEIの石田健一郎社長(写真左)が出席した。茨城工場のヘルメットの日産能力は現状で1250個だが、将来は1500―1600個に引き上げたいとの意向を示した。
また石田社長は、コロナ禍でのアウトドアレジャー人気の高まりなどを背景に…