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トーカロ、明石播磨工場に新棟 半導体回復にらみ増産

【2020年2月19日付 機械・航空機1面 日刊工業新聞電子版

明石播磨工場。手前の建屋が新設したB棟

【神戸】トーカロは明石播磨工場(兵庫県播磨町)に製造棟を新設し、半導体製造装置部品向けの溶射加工ラインを拡張する。投資額は約18億円。米中貿易摩擦などの影響で半導体市場は調整局面にあるが、演算処理のロジック半導体向けなどの需要増を見込んで生産能力拡大に踏み切る。半導体関連向け溶射加工事業の売上高を2019年3月期の約140億円から将来は200億円に引き上げる。

明石播磨工場は二見臨海工業団地内に立地し、敷地面積は3万2370平方メートル。13年に日本橋梁(大阪市西区)から取得した土地と平屋建て建屋のA棟に加えて、19年6月にB棟を完成した。需要動向をにらみながら、順次設備を導入していた。

新設した…

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