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東京応化、熊本・菊池市と協定 菊池テクノパークに新工場

【2022年3月30日付 素材・医療・ヘルスケア面 日刊工業新聞電子版

【川崎】東京応化工業は熊本県菊池市での工場建設に向け、企業立地に関する基本協定を同市と結んだ。用地の正式取得後、半導体の製造に必要な高純度化学薬品などを供給する工場を新設し、半導体需要の世界的な盛り上がりに対応する。生産規模や工期などの詳細は今後決める。

熊本県が運営する工業団地「菊池テクノパーク」への工場立地について地元・菊池市と基本協定を結んだ。12万9000平方メートル弱の土地を約17億円で取得し、高純度化学薬品などを製造する工場を建てる計画。同県内への工場設置は、同じく高純度化学薬品の製造を手がける阿蘇工場(阿蘇市)に続いて2カ所目。半導体用材料の需要増大を踏まえ、増産体制を整える。

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