横浜銀行が過疎化と人口減少に悩む神奈川県小田原市の活性化に一役買っている。民間企業による工業団地の造成や、地産地消のレストランの開業などのプロジェクトに対し、融資にとどまらない支援を実施。キーマンである小田原支店長は、商工会議所や地域の団体の役職を歴任し地域の活性化に尽力する。地方銀行による地域活性化のモデルとなりそうだ。(南東京支局長・鳥羽田継之)
横浜銀行の山本博文小田原支店長は小田原市の生まれ。2018年に着任して故郷の衰退に驚いた山本支店長は、地域活性化のため、精力的な活動を始めた。
20年10月に竣工した鬼柳・桑原地区工業団地の整備には…
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