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渋谷工業、ボトリングシステムの生産能力2割増強 石川・能美の新工場竣工

【2022年8月1日付 機械・ロボット・航空機2面 日刊工業新聞電子版

飲料水向け、海外戦略推進

【金沢】渋谷工業が福島産業団地(石川県能美市)内で建設を進めていた新工場「能美ハイテクプラント」が竣工した。ボトリングシステムの生産を担う。これにより生産能力は従来より2割増強し、海外を含む事業拡大につなげる。設備を順次導入しながら稼働を開始し、2023年1月の本格稼働を目指す。事業継続計画(BCP)対応として災害リスクの軽減も図った。土地、建物、設備などの投資額は約75億円。

新工場は敷地面積が約3万9600平方メートル。建物は組立工場、機械工場や事務棟、設備棟などがあり、延べ床面積の合計は約1万5800平方メートル。北陸自動車道の能美根上スマートインターチェンジや産業道路、国道8号線に近く、交通アクセスに優れる。

新工場では

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