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神奈川県、補助金・税制で立地支援 アイネットなど4社認定

【2022年8月17日付東日本面 日刊工業新聞電子版

【横浜】神奈川県は、企業誘致策「セレクト神奈川NEXT」の適用対象として、アイネットなど4社を新たに認定した。同県内への本社事務所移転や本社機能の集約、工場新設などの計画を補助金や税制措置、融資で支援する。このうちアイネットは24億円を投じて横浜市西区に本社事務所を新設し、県内外に分散する本社機能を集約する。県は投資額の3%に当たる企業立地促進補助金を拠出する。同施策の認定は累計165件になった。

ほかに粒子線やX線を応用した加工装置や検査装置を開発するエリオニクス(東京都八王子市)、トラック用のウイングボディーなどを製造するパブコ(神奈川県海老名市)、板金加工や塗装を手がける城北工業(横浜市鶴見区)を認定した。エリオニクスは相模原市緑区に本社・工場・研究所を新設する。パブコは海老名市内に再投資し、新しい塗装工場を建てる。城北工業も同県厚木市に、直流電源の組み立て配線などを行う新工場を建設する。4社の総投資額は約65億円に上る。

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