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阪急阪神エクスプレス、物流拠点を国内外で拡充

【2022年7月28日付 建設・環境・エネルギー2面 日刊工業新聞電子版

阪急阪神エクスプレス(大阪市北区、谷村和宏社長)は、国内外で物流拠点の機能を拡充する。オランダとフィリピンで倉庫を新設し、メキシコでは営業所を増やした。国内では大阪の保冷施設で医薬品国際輸送の品質認証プログラムの認証を取得した。物流ニーズの多様化やコロナ禍で物流混乱に伴う倉庫の需要増に対応する。

オランダではロッテルダムに新倉庫「ロッテルダム・ゲートウェイ・ターミナル(RGT)」を稼働した。全保税エリアの床面積は1000平方メートルで、2000平方メートルに拡張する予定。海運の混載貨物の輸出入基地としての機能を中心に、小口貨物のコンテナ積み合わせ(コンソリデーション)、流通加工、集配送などを行う。海上輸送と接続するトラック輸送などで欧州のロジスティクス事業を拡大する。

フィリピンではマニラ近郊のラグナ州の工業団地に二つ目の倉庫を開設した。経済特区にあって

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