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さくら製菓が新本社工場 来年7月稼働、少量多品種を効率生産

【2023年10月16日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【新潟】さくら製菓(新潟県新発田市、寺尾綾社長)は、新発田市内に新本社工場を建設する。現本社工場は一部3階建てのため工程が分散しており、新工場を建設してラインを平面に再構築し、少量多品種の米菓生産を効率化する。総投資額は土地も含めて7億5000万円。同社は売上高の4割をOEM(相手先ブランド)生産品が占めており、新工場建設で発注元の試作依頼や仕様変更などへの対応力を高める狙いもある。2024年6月の完成、同年7月稼働を目指す。

新発田市内の食品工業団地に5289平方メートルの土地を取得した。新本社工場の延べ床面積は現在比26%減の1738平方メートルで平屋建て。移転時に一部設備を一新し、工程ごとに配置を整理する。米菓の焼き時間が現在比1・5倍に速まる機械などを導入するほか、アレルゲン対策として生地乾燥機を追加する。

在庫の自社管理が不要なプライベートブランド商品も国内外向けに数多く手がけており、

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