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伊藤製作所、インドネシアに新工場 車部品の生産倍増

【2023年10月12日付 自動車・モビリティー面 日刊工業新聞電子版

600トン級プレス機導入

【津】伊藤製作所(三重県四日市市、伊藤竜平社長)は、インドネシアに自動車用精密プレス部品を生産する新工場を竣工した。12月に本格稼働する。近年、大型部品の受注が増えており、旧工場では手狭になっていたことから新工場を建設・移転した。生産設備は旧工場からの移設分に加え、加圧能力600トンクラスのプレス機を新たに導入。生産能力を従来比2倍に増強した。総投資額は約11億円。

伊藤製作所は2013年に現地財閥ニュー・アルマダのグループ企業であるメカルアルマダジャヤ(MAJ)と合弁会社「イトウセイサクショ アルマダ」を設立。日系自動車メーカーの1次サプライヤーとの取引を中心に、東南アジアの発展とともに売り上げを伸ばしてきた。

今回、MAJの所有地にある旧工場(ブカシ県)から、ジャカルタ郊外のGIIC工業団地内に建設した新工場に移転した。運営は同合弁会社が担う。

新工場の敷地面積は約1万4000平方メートル。プレス機、ワイヤカット放電加工機、マシニングセンター(MC)、研削盤などの生産設備を

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