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ローツェ、ベトナムのFPD製造装置拠点 移転拡張

【2023年12月6日付 機械・ロボット・航空機1面 日刊工業新聞電子版

来年1月稼働

【福山】ローツェはベトナムで、薄型パネルディスプレー(FPD)製造装置のサービス拠点を移転拡張する。建設中の新工場が月内に完成し、2024年1月に稼働を開始する予定。投資額は土地・建屋合わせて約9億5000万円。客先であるFPDメーカーのベトナム拠点からの受注拡大を目指す。

移転拡張するのはローツェ・システムズ・ビナ。首都ハノイ近郊のバクニン省のイエンフォン工業団地に立地しており、同じ団地内に土地を取得し、工場を建てている。

新工場は敷地面積約1万5000平方キロメートル、延べ床面積約2700平方メートルの地上3階建て。装置の組み立てが可能なクリーンルームや、部品の加工を行う準クリーンルーム、オフィスなどを備える。

ローツェ・システムズ・ビナは、

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