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展望2024/岡山県知事・伊原木隆太氏 水島の脱炭素化を後押し

【2024年1月26日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

―2022年度は誘致企業の投資額が約2143億円と、2年連続で過去最高でした。

「23年度の投資額は23年11月時点で501億円。22年度よりは下回っているが、コロナ禍以前よりは上回っている。昔は通年でもなかなか500億円を超えなかったのが今は当たり前、1000億円を超える年も出てくるようになった。岡山県の持つ(利便性が高く災害が少ないなどの)ポテンシャルの高さへの認識が進んできたことは大変ありがたい」

―かたや人手不足が問題になっています。

「2期目の途中くらいから、岡山県の求人倍率の高さを強調するのはやめた。企業側にとっては経営課題だからだ。企業誘致の際の助成も、雇用の数よりは投資の額や内容を重視するように変えた」

―産業団地の開発に対する考えは。

「県が直接団地を作らない方針は変わっていない。ただし、かなり積極的に市町村と共同事業のように取り組んでいる。用地の提案もするし、

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