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住商、インドネシアでハラール認証取得 食品・化粧品物流で攻勢

【2024年1月5日付 総合4面 日刊工業新聞電子版

住友商事はインドネシアの物流拠点で、イスラム教徒に対し製品の宗教的な安全性を保証する「ハラール認証」を現地認証機関から取得した。イスラム教で摂取が禁止されているアルコールや豚の肉・脂などを使っていない商品を倉庫内で区分けして管理する。現地では主に自動車部品や鋼材の物流を手がけてきたが、認証取得を足がかりに分別管理対象の食品や化粧品などの取り扱いで攻勢をかける。

住友商事傘下のインドネシアの住商グローバル・ロジスティクス・インドネシアが、このほど2カ所の物流拠点でハラール認証を取得した。イスラム教徒が約9割を占める同国では、10月から段階的に義務化されるハラール認証を取得する動きが広がっていることも踏まえ体制を整備した。

倉庫内では分別管理対象品の保管スペースに仕切りや標識などを作り、

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