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イノベーティブ福島2024(5)広野町長・遠藤智氏 駅前など整備、新産業創出

【2024年3月5日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

復興拠点で企業進出支援

―地域産業復興と新産業創出のため産業団地を整備しました。

「広野工業団地は撤退企業の敷地を再整備し、6社が事業を再開した。復興拠点として広野駅東側産業団地を整備し、オフィスビル、ビジネスホテル、集合住宅を設け、データセンター2社や医療機関なども進出する。宇宙・防衛関連企業も進出手続き中だ」

―新たに東町産業団地も造成しました。

「5ヘクタール、5区画を提供し、2023年度は輸送業者が大型倉庫を完成する。現在の町の人口は4700人。住民の90%が帰還した。また、営農を再開して11年目になる。稲作面積は186ヘクタールで再開率は85%。ほ場整備は65ヘクタールが完了する。スマート農業も支援し、魅力ある農業を創出する」

―カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を宣言しました。

「24年度から町の公共施設などに自家消費型再生可能エネルギー拠点を設けていく。常磐炭田北限である福島県広野町は高効率の微粉炭燃焼火力発電所と、

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