東洋エンジニアリングはカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)実現に向けた技術開発加速のため、「千葉土気緑の森工業団地」(千葉市緑区)に技術研究所を移転・拡張した。建築面積は1270・62平方メートルで、試験棟と研究棟で構成する。同社は2025年度までの中期経営計画で、従来の事業分野の設計・調達・建設(EPC)の強化に加えて、燃料アンモニアや合成燃料、持続可能な航空燃料(SAF)などの次世代エネルギーや循環型・低環境負荷分野などの「新技術・事業開拓」を進める戦略を定め、さまざまな取り組みを進めている。
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東洋エンジ、脱炭素研究で千葉に新棟
【2024年3月25日付 機械・ロボット・航空機2面 日刊工業新聞電子版】