【名古屋】アイシンは30日、ガスヒートポンプ(GHP)や家庭用燃料電池「エネファーム」などを製造する安城工場(愛知県安城市)を移転、竣工したと発表した。老朽化に伴い、職場環境向上などを目的に移転した。二酸化炭素(CO2)排出削減に貢献する設備の導入などカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)対応も進める。
室内の温度上昇を抑制する遮熱シートを屋根や外壁に設置した。また画像センサーを用いた照明制御なども活用しCO2削減につなげる。
旧安城工場は操業60年が経過し老朽化が進んでいた。「榎前地区工業団地」への移転で交通・物流の面で利便性も高めた。