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福島・南相馬、宇宙産業が成長軌道に 研究会参加企業の受注増

【2024年6月24日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

新興進出、域内で部品調達

南相馬航空宇宙産業研究会(福島県南相馬市、高山慎也会長=アリーナ社長)が活動を本格化している。2023年度の受注件数は51件、金額は計8500万円となった。同研究会に参加する14社は今後、無人航空機やロボット、ロケットなど宇宙ビジネス拡大に伴う受注拡大を目指す。(いわき・駒橋徐)

南相馬航空宇宙産業研究会は南相馬ロボット産業協議会(同市)の傘下で発足。精密機器、ロボットなどを開発する同市と福島県相馬市の企業が加盟する。南相馬市の福島ロボットテストフィールド(RTF)側に市が立ち上げた産業団地に、無人航空機の開発企業が組立工場を建設するなど進出増加も後押しし、受注は増加傾向だ。

無人航空機「HAMADORI」を開発するスペースエンターテインメントラボラトリー(同)が

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